人から受ける影響力はあなたにとって大きい? 必要な我慢と不必要な我慢を選びぬく力

人から受ける影響力はあなたにとって大きい? 必要な我慢と不必要な我慢を選びぬく力 現実と理想の記事
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私たちは人から受ける影響力に左右されて生きている

その影響力がプラスに働くかマイナスに働くか をしっかり判断する指標を自分なりに整えなければならない

ぎちゅ。
ぎちゅ。

実際に、 プラスの影響 はしっかり受け取って

マイナスの影響 は捨て去るべきです

マイナスの影響を意図的に与えてくる相手の心理 を自分の中である程度明確にしておけば、それを 回避する力 に変えることができる

ただし、どんなときも自分に誠実にいられるわけではないのが人生だ

時には、自分の利益を差し出してでも不利益を回避しなければならない

そんな時、 ”必要な我慢” なのか ”不必要な我慢” なのかを導き出す必要がある

最後には何も残らない我慢 なのか、 未来の自分の成長を目指した我慢 なのかをしっかり判断して行動しよう

どんなときもギブ&テイクで成り立つのが人間関係だから、人間が持っている ”ギバー・マッチャー・テイカー” という属性にも注目しよう

自分を高めながら幸せな形を目指し、自分と関わる相手に対してもいい影響を与えれるようになれば、幸せの絶対数は必ず大きく育つ

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相手から受ける影響がプラスに働くかマイナスに働くか

相手の行動・仕草・発言をヒントに、あなた自身がしっかり判断する ~現実~

人間はひとりで生きていけないから、必ず誰かから影響を受ける

その影響力が、あなたにとって プラスに働く こともあれば、 マイナスに働く こともある

それならば、あなたは受け取り方をしっかり考えなければならない

そんな影響力は

  • あなたが しっかり受け取るべき ありがたいこと
  • 一見、受け取りたくないと思う反面、 あなたの成長 のために必要なこと(我慢や 努力 を必要とすること)
  • あなたには必要ない 捨て去るべきこと

の、大まかに3つに分かれる

ぎちゅ。
ぎちゅ。

そう考えると、相手があなたにいい影響を与えようとしている人 

かどうかの判断は とても重要です

というのも

自分の利益を得るため・自分が良い気分になるため に、相手にマイナス要因を与えてくる人がいる

例えば

  • 自分に従わなければ、 権力によってあなたに不利益を与えてくる
  • 優越感を得るため・楽しむため に、平気で人を いじめる
  • 子供なら、兄が ゲームを独占する ために弟を殴る(殴られたくなかったらゲームを独占させろ)

など、マイナス要因をわざわざ作って、それを回避するよう相手に仕向けて、利益を独占しようという行動にでる

そこで考えて欲しいのは

一見、自分の不利益を回避するための対処だと考えがちだが、 それを回避した先にあなたの利益はあるのだろうか?

という視点だ

さきほどの例で言えば

  • 権力に屈することで不利益は回避できたが、 何も残らない
  • できるだけいじめらないように対処するが、 本来の自分の姿を偽らなければならない
  • 殴られることは回避できたが、 ゲームはできない

というように

相手がわざわざ作り出したマイナス要因を回避することは時には大事だが、それによって あなたの本来持っている利益や立場を相手に受け渡しているだけ なのだ

これらの相手の行動はあなたにとってマイナスにしか働かない作用であり、プラスへ導くものではない

マイナスが0になれば良いほうで、場合によってはその後ずっとマイナスを引きずる可能性すらある

その先に、あなたの利益は決してない

まずは、相手の行動があなたに プラスをもたらす行動 なのか、わざわざ マイナスを与えるだけ なのかをしっかり判断するところから始めていこう

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あなたへマイナス要因を与えて搾取しようとする心理

安易に相手がわざわざ作り出したマイナス要因を回避すると、相手に利益や立場を譲ってしまうだけだ

相手がわざわざマイナスを植え付けようとしてくるのは、 あなたの利益を簡単に獲得できること を知っているからだ

要は、あなたは相手のカモになっている状態だ

その状況は、相手が完全にあなたを 舐めきっている状態 でしかない

そんな相手に1度でも利益を譲ってしまうと、 嫌がらせを受けるたびに本来あなたが持っている利益や立場をその相手に渡す ことになってしまう

それはすなわち、あなたにマイナスの状況を意図的にでも作りさえすれば、あなたから利益を搾取できるという感覚を相手が持ってしまう

それが慣例となってしまい、純粋にあなたが持っている利益を狙う

ぎちゅ。
ぎちゅ。

こいつにちょっと嫌がらせすれば利益を差し出してくる と

相手は常に思い続けるようになります

この場合は、本来なら抵抗しなければならない

そうしなければ、あなたは自分の利益を守ることができない

このような行動をする相手は、相手に対して不利益を与えようとも 自分が良ければそれで良い という心理が働いている

自分でしっかり利益を作りだすよりも、誰かの利益を奪うことに必死な状態だ

自分で利益を作り出すよりも、あなたの利益や立場を奪った方が楽なのだ

ちなみに、このような人は テイカー と呼ばれる

  • あなたに単純に マイナス因子を与えながら自分の利益として奪い取る
  • あなたにちょっとした利益を与えながらも、 あとで大きな利益を搾取しようとする

という、大きく分けて2つの行動に出ることが多い

特に2つ目の、特徴には注意が必要だ

あなたに最初は利益を与えようとするが、最後にはあなたから大きな利益を搾取しようとする

最終的に、自分に大きなプラスを確定させてくる

ぎちゅ。
ぎちゅ。

初見では良い人そうに見えてしまう けど、

心の底では あなたの利益を奪うことに必死 です 注意しましょう

このようにあなたの利益を奪う人なのかどうかという判断は常にしていかなければならない

そうしないと、あなたはただただ奪われ続ける人で終わってしまう

≪ Point ≫

・相手からの プラスの影響はしっかり受け取り 、 マイナスの影響は捨て去る 勇気が必要となる

意図的にわざわざ作りあげられたマイナス要因を回避する ために、プラスの影響力なのかマイナスの影響力なのかをしっかり判断することを心がける

・一度でも 簡単に利益を受け渡せば 、相手はその後ずっとあなたの利益を狙ってくる

・いい人そうに見えても、 テイカーの可能性 はある

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人から受ける影響力とあなたが我慢すべき判断基準

必要な我慢を選び抜き、自分と相手の利益を目指す ~理想~

人から受ける影響力は、あなたが考えているよりも大きい

特に、 受け取る人間と与える人間の力の差が大きい ほど、良くも悪くも大きな影響がある

良い方向に影響力が働くならば、しっかりと受け取り 恩を返す・恩を還元する 考え方を実践していくべきだ

だが、悪い方向に影響力が働くならば、あなたはしっかりとした対処をしなければならない

そうしないと、あなたは不利益を被ったり、不利な立場へ追いやられてしまう

とは言え、どんなときも自分の利益を守れるとは限らない

ぎちゅ。
ぎちゅ。

場合によっては、自分の利益を差し出してでも

不利益を回避する 必要があります

その時に重要なのは、我慢という感情だ

我慢には、 必要な我慢 と 不必要な我慢 があると私は考える

必要・不必要という概念がそこにあるならば、その判断基準をあなた自身がしなくてはならない

ちなみに、私には幼少期に経験した不必要な我慢がある

それは、私が我慢しなければ兄に嫌がらせをされるというものだった

正直今思えば、ただの ”子供のけんかやいたずら” のようなものだが、当時の私にとっては本当に嫌だったと思う

そんな嫌がらせを回避するために、我慢することで自分を守ったのだが、それは不必要な我慢だった

なぜならば、我慢することによって何も得ることができなかったからだ

マイナス(嫌がらせを受ける)から0(嫌がらせを回避するだけ)という、 最後には何も残らない我慢 である

相手の機嫌をとるためだけの利益を差し出す我慢に意味はない

結果、我慢しただけ損をしたという気持ちだけが残り、何か学びになったわけでもなく、むしろ、我慢なんてしたって意味はないという価値観だけが残った

そんなマインドを持ち合わせてしまうと、必要な我慢ですら回避してしまうようになる

そんな経験から言えることは、 マイナスから0の我慢 = プラスに働かない我慢 は徹底的に交戦すべきだということだ

私の例で言えば

  • 嫌がらせを受けたときに 自分の利益を安易に相手に渡さない
  • 嫌がらせに 過剰に反応せず 、時には しっかりと反発する
  • 相手の利益のために 自分だけが我慢しない

そんな姿をしっかり相手に見せることで、結果的に相手から舐められる状態を回避できる

こいつに我慢させようとしても、我慢しない

嫌がらせをしても利益を差し出さないし、立ち向かってくる

そんな姿を相手に見せればこそ、相手に ”自分を従わせようとするだけ無駄だ” という気持ちを植えつけることができる

舐められた相手に立ち向かう・反発する姿勢が、相手の 舐める気力を奪い取る ことにつながる

逆に、将来的ににプラスの影響を受ける我慢がそこにあるならば、我慢を受け入れるべき時もある

それはあなたにとって必要な我慢であり、あなたを大きく育ててくれる経験値となり、我慢や努力に大きな意味をもたらしてくれる

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ギブ&テイクで成り立つ人間関係の特徴と注意点

基本的に人間関係は、ギブ&テイクの関係性で成り立っている

  •  ギバー   : 自分にもあなたにも利益をもたらそう と意識する人
  •  マッチャー : あなたから受ける利益と与える利益の 帳尻を合わせよう とする人
  •  テイカー  : 相手から 搾取する ことが目的で、最終的に 自分の利益を追求 する人

というような大きく分けて3種類の人間がいることをまずは理解して欲しい

私が思うに、一番多いのはマッチャーの人達だ

自分が何かを提供する代わりに、相手からも何かを受け取りたいという心理を持つ人が一番多いのではないかと考える

特に日本人は

  • 自分だけ受け取るのは 気が引ける (人目を気にする心理)
  • 相手にばかり利益を与えるのは 馬鹿馬鹿しい (損をすることが嫌な心理)

と考える人が圧倒的に多い印象だ

ちなみに、 ”ギバー・マッチャー・テイカーの中で一番幸福度が高いのは誰なのか?” は、あなたが知りたい情報だと思う

結論から言えば

一番幸福なのはギバーで、一番不幸なのはギバーである

1:ギバー

2:マッチャー

3:テイカー

4:ギバー

の順に上にいるほど幸福、下にいるほど不幸な心理を持っている

ギバーが幸福なのに、ギバーが不幸なのはおかしいと考えてしまうところだが、それには理由がある

というのは、ギバーには2種類の人が存在する

  • 自分を大切 に扱うギバー : ①
  • 自己犠牲 が染みついているギバー : ②

の2つだ

自分を大切にするギバー
  • 決して自己犠牲によって 相手に多くを与えるだけの行動はしない
  • あくまで、 自分と相手の利益 を生み出す行動をする
自己犠牲型のギバー
  • 相手を選ばず 誰にでも優しくしたり利益を与えよう とする
  • 自分のことは 後回しにしてしまう癖 がある

このように、ギバーにも違いがあることを理解しておこう

2つのギバーの大きな違いは 

  • 自分に視点が向いている かどうか
  • 相手をしっかり 選ぶか選ばないか

というところにある

”自分と一緒に利益を生み出せる存在を見つけられるかどうか” が、2つのギバーの分岐点になっている

もし、あなたが ギバー①の人たちに選ばれたい ならば、 人間的に成長 しなければならない

”信頼される人間性” や ”一緒に利益をもたらすだけの力” が無ければ、ギバー①の人達から相手にされることは決してない

だから、 ”精神的な成熟と実質的成熟” の両方を常日頃から意識し、 行動 をもって自分自身を高めていかなければならない

ギバー①に選ばれるには、 何か一流の力が必要である ことをしっかりと覚えておこう

さらに注意が必要なのは、”あなたに対してギバーな人” が ”他の人に対してもギバーである” とは限らないことだ

人には感情があるから、どんな人間でも多かれ少なかれ人を選ぶ

誰に対しても平等に接する人はありえない

だから、相手に対して ”ギバー・マッチャー・テイカー” のどれかの属性だと判断しても、向き合う相手が変われば、その属性が変化するかもしれないという意識は持っていた方がいいだろう

≪ Point ≫

受け取る人間と与える人間の力関係が大きい ほど、良くも悪くも大きな影響がある

必要な我慢 をしっかり選び抜き、 不必要な我慢 は捨てる勇気を持つ

ギバー・マッチャー・テイカーの特徴 をしっかりと理解し、 現実世界に当てはめて 照らし合わせてみる

幸せなギバーに選ばれる ように、常日頃から 自分の成長 を心がける

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成長する人間の絶対値を増やすために必要なこと

人間はどんな人から影響を受けるかによって、価値観や視野の広がり方も違ってくる

搾取され続けている人ほど 相手を簡単に信用しない し、 人に頼ることにも躊躇してしまう ものだ

だからこそ、受ける影響力がプラスに働くかマイナスに働くかをしっかり判断し、それに備える必要がある

そのためには、今回の ”ギバー・マッチャー・テイカーの属性” を意識して、人間関係の取捨選択をしなくてはならない

その上で、自分にとって必要な我慢なのか否かという判断をして、経験や行動へと結び付けてほしい

特に日本人は 我慢を美徳とする文化 が先行しているが、あなたが納得できない我慢はあなたを成長へと導いてくれる可能性は低いだろう

”我慢していてすごいですね” と、もし誰かに言われたとしても、その我慢から学びが無ければ意味はない

日々、自分の成長を意識しながら得た経験値は、あなたにとって一生役に立つ人生の指標となるから、自分を高めること忘れてはならない

そして、自分が幸せになることはもちろん目指してほしいが、自分と関わる相手へいい影響を与える人間になることも同時に目指してほしい

いい影響を与えようとしている人間が増えるほど、成長できる人間の絶対数は確実に増えていく ことを、私たちはしっかりと意識しなければならない

ぎちゅ。より
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