スマホの普及がひとりの時間を奪う
昔と今で最も違うことの1つは、スマートフォンの普及だろう
こんなに手軽な連絡手段は他にないし、それ以外の部分でも正直スマホは便利だ
電話もできるし、写真も撮れるし、動画だって撮れる
SNSの普及により、楽しみが増えた人も多いはずだが、 依存している人 も数多く存在する
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それだけに、今の人達は常に忙しい
常に誰かと繋がりを持ち、本当の意味での1人の時間は無いに等しい
だからあえてひとりの時間を確保し、自分の気持ちに素直になる機会を作って欲しい
”体や心がリラックスできる時間” や ”考え方をまとめる時間” が無ければ、あなたらしく生きていくことは難しい
そして、良くも悪くも自己受容できたほうが、生きやすいはずだ
自分の気持ちにふたをして、心と身体に異常がみられてからでは遅いことは言っておきたい
忙しい社会で生きていくことの弊害
現在の社会は忙しい
いろいろなコミュニティ(仕事・趣味など)に所属しており、ひとりでいることは少ない
現在、私達は携帯電話をほぼ全員が持っており、生活の利便性を手に入れた
若い人ほどスマホの機能を上手に使いこなしている印象がある
仕事・プライベート・その他いろいろな面でスマホが無いと生活は成り立たなくなっている
なぜなら、誰かから簡単に連絡が来るし、オンラインのやり取りで ”一緒の空間にいなくても誰かと繋がりを持つこと” が、可能になったからだ
SNSで繋がり、動画を見て、誰かと間接的にでも関わりを持ち続ける
それに加えて、コロナウィルス感染症対策として、オンラインやリモートの取り組みが進められた
こんな状況では、ほぼ寝るとき以外は “本当のひとりの時間” は、確保されない
スマホで誰かと連絡したり、動画などを見ている時間は
誰かと関わりを持っているので 本当のひとりの時間とは言えません
むしろ、睡眠時間を削ってでも携帯に触れる人もたくさんいるだろう
忙しく時間が過ぎて日々の生活が充実していることはすばらしい
誰かとの関わりの中で社会との繋がりを感じ、それが幸せに繋がっているという視点もある
それらは、現代の社会・時代背景が綿密に絡み合っているからだと、私自身も考えている
私が一番危惧していることは “しっかり体も心も休める時間” や “自分の日々の行いや考え方を振り返る時間” が圧倒的に足りないということだ
- 日々の忙しさとやるべきことを優先するあまり、無理をしている自覚すら持てないような生き方をしている
- 自分の行いや考え方を振り返ることができず、本当の意味での自己理解の時間をしっかり取ることができていない
このような状態では、自分の気持ちを整理することはできない
— しっかり休む 記事は↓の画像をクリック —
その結果、自分の気持ちに素直な行動や考え方が遠ざかってしまい、精神的な安定が保たれない
ここであなたに質問だ
- あなたが本当にしたいことが明確になっていますか?
- 自分の気持ちに素直になって生きていますか?
- 現在やるべきことに疑念を抱いたことはありませんか?
今の世の中は間違いなくストレス社会だ
いかに肉体的・精神的に強く保つことができるかが勝負になっている
今はそれで良くても、いつかきっとあなた自身に何かしらの無理がかかってしまうときが来るかもしれない
とは言え、現実を見ずに理想論だけ掲げることは難しい
実際に
- 生活のために頑張らなければならない
- 周りとの関係性を円滑に保つことも必要
ということは重々承知している
それでもあなた自身の特性を自分でしっかり認識し、これからどのよう生きるべきかを考える時間は必要なのではないかと思う
≪ Point ≫
・日本人は、 本当の意味でのひとりの時間 を確保できていない
・最近は特に、 疲れが取れない人 が、かなり高い割合で存在している
本当のひとりの時間を少しだけでも作ってみる
現在の社会で “本当の意味でひとりの時間を作る” ことはとても難しい
一日の大半は誰かと一緒に過ごすし、ようやくひとりになれたとしても ”スマホなどの媒体で誰かと繋がることが習慣化されている” からだ
だからこそ、ひとりの時間は必要だから
そんな時間を 少しでも作ってみる ことをおすすめします!!
例えば
- スマホの電源を30分だけ落としてみる
- 10分間だけ何もしないでボーっとしてみる
- ちょっとした買い物をする時間を作り、道中散歩しながら景色を見て楽しんでみる
- 寝る前の10分間を一日の整理の時間にあてる
など
正直、自分を好きでない人が、自分を受け入れることは難しい
今の自分が嫌いな人ほど、自分を変えることに焦ってしまう
それだけに
- 普段から無理をしていないか
- 本当に自分の気持ちに素直になって人と関わりを持っているか
- やりたいことを全て後回しにして、やらなければならないことばかり優先していないか
など
自分の気持ちを押し殺してまで、自分を変えることに躍起になっていないか考えてみよう
ちなみに、このような自分の内面は “忙しく動いている日常” で、気付くことはとても難しい
バリバリ仕事をしているときに、自分の奥底にある気持ちを省みる余裕などあるはずがない
普段の生活に精一杯で、 ”自分の気持ちにフタをしている” ことすら気付いていないかもしれない
異変が生じてしまっている時点で、多大なストレスに長い時間さらされていることを意味する
精神的にまいってしまうと、回復するまでに多くの時間や労力が必要で
場合によっては、完全に回復しないことだってあります
そうなる前に、まずは “自分と向き合う時間の確保” を、作って欲しい
その上で、自分が充実し満足しているなら、そのまま走り続けても構わない
だが、もしそうでないなら、自分と向き合うことから逃げてはいけない
必要ならば、周りに頼ってもいい
≪ Point ≫
・自分の感情・考えが “肯定的・否定的なもの” でも、 自己受容(ありのままの自分で良いと受け入れること) が大事
・心や体に異変 が生じてから気付くのでは遅い
・心と体の 健康を第一 に考え行動する
ひとりの時間が自分に必要かどうかを判断する
あなたは普段から自分の時間を大切にしているだろうか?
”ひとりでいることが好きか嫌いか” も、1つの指標になるかもしれない
”普段からたくさんの人と関わりたい人” も、いるだろうし、”状況が良くないせいでひとりでいると良くないことを考えてしまう人” も、いるだろう
まずは自分の気持ちに素直になって欲しい
その上で、ひとりの時間が必要ないなら、それでもかまわない
人生は良いことばかりではないから、ときには ”ダメな自分を認めなくてはいけない” ときもある
正直、そんな自分を認めることはとても勇気が必要だ
しかしそれが、 ”自分の心を守る最大限の必要な行為” であることを、私は強く伝えておく
ありのままの自分を受け入れるスキルがあったほうが、断然、生きやすいはずだ
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