納得の感情が人間を成長させる

自分と相手の感情を豊かにするために、納得を促す

私は人間が成長するためには、　”納得した気持ちを持って努力する”　必要があると考えている

それによって熱意が保たれ、努力の質と量が高まり、人間力が向上する

自分が獲得する経験値を高め、そんな経験を相手にも提供できる人間を目指して欲しい

人間が感情の生き物である事実をしっかりと認めて欲しい

自分の感情と行動がどんな人に影響を与えているのか

自分さえ良ければいいが諸悪の根源

人間は自分の利益を追い求める生き物だ

どんな人でも多かれ少なかれ持っている心理であり、それ自体は決して悪いことではない

だが、人間はやはり　“自分さえ良ければいい”　“他の人など関係ない”　という意識を持つことが多いから、相手を陥れて利益を確保しようとする人もいる

犯罪のような明白な不利益を与える者もいるが、心理的に相手をコントロールし思い通りにすることで、自分の利益につなげたい心理が働く場合もある

本来は、自分の感情や行動を決めるのは自分自身であり、誰かの顔色を伺う姿勢や、誰かに影響されすぎるようなことはあってはならない

人の感情を動かす関係性の構築を

だがやはり、メリットや上下関係、権力の在り方によって人間関係が構築されていることが多いから、自分の強い立場を利用して相手をコントロールし、利益を確保しようとするという心理は働いてしまう

立場が強ければ　“自分の思い通りにしたい”　し、立場が弱ければ　“それに従わなければならない”　という心理が働くのだ

しかし、それに従うように行動はしても、権力で従わせる人のことを信用しようとは思わないだろう

人間は感情の生き物だから、信頼関係に勝るものはない

それは　人の心を動かす　ことでしか獲得できないとても貴重な関係性だ

—　心を動かす　記事は↓の画像をクリック　—

他にも　“マインドコントロール”　のような、人生を崩壊させてしまうほどの精神的な根の部分にまで影響を与える場合もある

誰かに感情や行動を操作されることに常に注意を向けないと、自分が損をするかもしれないという事実は認識していたほうがいい

—　幸せ　記事は↓の画像をクリック　—

あなたが精神的に落ち着いていられる状況を作るためには、あなたの感情を大事にする必要があるということだ

自分と相手の納得を促せば力を注ぎやすい

あなたの感情を整理して行動に結びつける

では　”誰かとの関わりの中から影響を受けること”　の全てが感情のコントロールに当たるだろうか？

ここで注目したいのは、あなたの感情がどうなのかだ

”権力や立場を利用して無理やり従わせること”　が、コントロールされているのに対し、”自発的に納得し行動している”　のであれば、コントロールされている状態には当たらない

コントロールされないためには、自分が納得しているかどうか　を、判断材料にしよう

相手の立場の推測と納得できる判断材料の提供

逆に相手をコントロールしないことも大切な考え方だ

それは相手を尊重することからはじまる

相手が断れないことをわかっていながら、自分の立場や権力を武器に従わせるべきではない

それよりも　”相手の納得”　を、促そう

自分の考えを相手に伝えるときは、相手が納得できるような判断材料や根拠を分かりやすく示すべきだ

ではなぜ、納得の感情が大事なのか・・・。

それは人間は　”自分で納得できることに力を注ぐことができる”　からだ

あなたが　好きなこと　に夢中になれるのは、あなた自身が好きな感情に納得しているからだ

—　あなたの好きなこと　記事は↓の画像をクリック　—

逆に、嫌々何かをやっても　“身にならない・結果が伴わない”　のは、その人自身が納得しないままに行動を促されているからだ

自発的な行動なのか、他人から催促されているのかによって、熱量は違ってくる

そのような意味でも自分の特性を理解し、選びたいことを選んで実践していくことが、あなたの経験値を最大限高める道筋になる

“好きなこと・納得できること”　に、たくさんの時間をかけて、大きく育てていく感覚を経験しよう

そんな経験があなたの人生を豊かにしてくれる

仕事に納得は必要ないという意見

仕事で考えるとき、”あなたの納得に関わらず職務を全うしなければならない”　という事実はある

つまり、“あなたが納得しなくても上司の命令は絶対である”　という考え方だ

だが私が思うに、それは　”命令した上司の人間性”　が問われる

中には、”上司の命令どおりに仕事をして失敗した”　とき、上司がその責任を一緒に背負ってくれない場合がある

そんな業務形態が当たり前のようにある企業は、注意が必要だ

逆に言うと、自分の身を守るために、自分が納得した仕事の仕方をしなければならない

そうしないと、全責任は負えない

逆に、あなたが信頼している上司も一緒に責任を背負うなら、納得に関係なく命令に従えばいい

都合の良い人にならないために

現実的に、　”いつも自分の気持ちに素直に行動することが難しい世の中”　であることは、みなさん分かっているだろう

だが、譲れない部分はやはり自分の意思を示さないと、”なんでも従う都合の良い人”　というレッテルを貼られてしまう

それは、利用されて終わるだけなのだ

それを回避するためにも、自分の考え方を常に持ちながら、整理しておく必要がある

自分の意見が言えるときは、率先して考えを話すべきだ

”自分の考えをしっかり持っている人”　だと周りに示せば、良い印象付けになる

その上で、余裕がなければ納得した行動を取れないことが多い事実も、しっかり理解しよう

だが、全体を見渡すために、自分だけを優先するわけにはいかないから、対処するにしても余裕があったほうがいい

物事の視点をたくさん持つためにも、余裕がないと難しい

自分を客観的に判断した上で、自分の納得に注目してみよう

そうすれば、あなたが次にどんな行動をすべきかを判断できるだろう

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