いじめの本質は加害者と被害者を救うこと

いじめの本質は加害者と被害者を救うこと 現実と理想の記事
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多くの人達がいじめの現場に関わったことがある社会

あなたは いじめ加害者・被害者となった経験、もしくはいじめの現場を目撃したことはあるだろうか?

おそらく、多くの人がいじめに何かしらの形で関わったことがあるだろう

ぎちゅ。
ぎちゅ。

いつの時代もいじめは社会問題になっていて、

無くなりません!!

まずは、いじめが 身体的・精神的なダメージを及ぼす行為 である事実を、私たちは認めなければならない

それにもかかわらず、子供の間でも大人の間でも、常にどこかでいじめは行われている

いじめは 相手に対する影響力を推測 できれば、多くの場合、 回避可能 だと私は考える

というのも、いじめは ”相手の立場など理解する必要はない・自分さえ良ければいい” という自分勝手な考え方が先行して起こる

そのためにも、人間力向上は欠かせない

人間は常に正しい判断ができるわけではなく、 未熟なところから少しずつ成長していく生き物 だ

だから、たくさんの人と精神的成熟を促すきっかけを共有し、 いじめをしてはいけない空気感 で世の中があふれて欲しい

その上で、加害者・被害者の両方の心を救うために、ひとりひとりに何ができるのかを考えて欲しい

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社会全体にいじめが蔓延している現実理解から始まる

いじめに本気で向き合うために ~現実~

いじめのきっかけは無数に存在する

人間はだれもが様々なコミュニティーに所属している

コミュニティーに所属すると、力や能力の優劣が表面化する

つまり、強い者と弱い者に分けられる

ひとりひとりが違う特性を持って生きている限り、優劣がついてしまうのは仕方がない

人間はそんな違いがあるから、相手に対して何かしらの印象を持つ

そんな印象が

  • 相手を認めることが難しい
  • 相手と関わるとストレスを受ける
  • 相手が嫌いでしかたがない

ような印象だった時、いじめが始まるきっかけになる

いじめは ”力の強い者が弱い者をターゲットにする” ことで成り立つ場合が多い

私も以前は、ほとんどの場合がそうだと思っていた

しかしながら、必ずしも優れた者が劣っている者をいじめるとは限らない

例えば

  • 個性が突出していて目立つ人
  • イケメン・美女などの人
  • コミュニケーション能力の高さが逆に仇になる人

など

ぎちゅ。
ぎちゅ。

必ずしも 劣っているからいじめが始まる わけではありません

良い部分が気に食わなくてターゲットになる こともあります

一対一で敵わないようなら集団でいじめるなども、よくあるパターンだろう

そう考えると、現在いじめに無縁の人も、コミュニティーや生活環境の変化によって、これからいじめに関わる可能性が0ではない

  • あなたがいじめ加害者やその仲間になる
  • あなたがいじめ被害者になる
  • 直接関わりはなくても、いじめが起きている周りで見てみぬふりをする

など、いじめはいつ・どこで・どんなタイミングで起きてもおかしくない、社会問題の1つだ

だからこそ、いじめ問題は社会全体で考えなければならない課題の1つだ

自分には関係ないと日頃から考えていては、いざ関わりを持った時に対処するのも難しい

また、第三者が介入しなければいじめが解決されないから、人それぞれがいじめと向き合うきっかけとして私はこの記事を書いている

≪ Point ≫

・どんな人でも これから何かの形で いじめに関わる可能性がある

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いじめる側のメリットとは

基本的にいじめは気に食わない相手をターゲットにして、相手に身体的・精神的なダメージを故意に与えてやろうという目的がある

  • 自分が嫌いな相手が困っている・苦しんでいる姿を見たい
  • 自らの劣等感を隠すために、優れている自分を周りに示したい
  • 優れている相手が気に食わず、底辺に落としたい
  • 弱い者から物質的な利益(お金など)を搾取したい

 など

他にも、さまざまな理由があるかもしれないが、自らの精神的・物質的な利益を追求する目的としていじめる場合がほとんどだろう

そして、そこには いじめられた相手の状況や感情を推測する力などあるはずもない

≪ Point ≫

・いじめ加害者は 被害者の心理や痛み を理解・推測できない

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加害者と被害者への対応の仕方

多くの場合、加害者はその後、困らない可能性が高い

というのも、日本ではなぜか ”加害者から被害者を引き離せば解決した” と、考える人が多い

  • そもそも “いじめられる人に問題がある” と、考える人が未だに多い(いじめられる人に原因があっても、わざわざいじめていい理由にはならない)
  • 学校などの場合、被害者の登校拒否や転校によって解決したと捉えることが多い
  • 会社などでは、役職が高い人が低い人をいじめることが多いから、被害者が退職に追い込まれることが多い

私は正直、 ”これらの考え方や処置の仕方で解決したと判断すること” に大きく疑問を持っている

確かに、被害者が加害者から離れて、表面的にはいじめが無くなっている のは事実だが、それで全て問題が解決したと思うのは考えが足りない

また、私が特に問題視しているのは、子供のいじめに対する処置だ

学校でいじめが発生したとき、できるだけ外に情報が漏れないことを目的とし、いじめ自体が存在しなかったような対応をする

加害者や学校関係者の身を守るために

  • そもそも、いじめは存在しなかった
  • 聞き取り調査をしたが原因が特定できなかったので、調査は終了する
  • いじめは存在したが因果関係と認められない

という結論の出し方も存在するのが、現在の日本の教育現場だ

ぎちゅ。
ぎちゅ。

いじめを隠す方向に解決しよう とする姿勢は

いじめ加害者になっても困らない と、世の中に示すようなものです

そんな対応が ”いじめは被害者にさえならなければいい” という感覚を人々に植え付けている可能性もあると考えられる

そして、次に自分がターゲットにならないように、いじめを見てみぬふりをする行動が全体に広がっていく

だが、そこにいじめがあったなら、本気で対処しなければならないのは明白だ

≪ Point ≫

・表面的にいじめが無くなることは重要だが、 それだけでは足りない

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その後の影響力にも格差がある

その後の身体的・精神的なダメージが大きいのは、明らかに ”いじめ被害者” である

加害者心理

加害者は時間の経過とともに、自分が加害者だったことなど覚えておらず、“無かったことにする” か “昔のことだしもう関係ない” という認識しかしない

“そんなこともあったかもしれないね” と、笑い話にする人すらいるかもしれない

加害者自身が ”心から悪いことをした” と気付かない限り、考える・反省するきっかけは訪れない

誰かが反省を強制しても、本人の意識は変わらないままである

逆に、過去の自分が愚かだった現実と向き合い、自らの成長に結びつけている人もいる

人間は成長して初めて気付けることがたくさんあるし、気づきを得て成長へと結びつける

その時に気付けなかったことに対して、現在何か 心が動いている ならば、それは成長しているということだ

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過去の行いに対してあなたがしっかり反省しているなら、忘れてはいけない事実だが、もう苦しまなくていい

悔いる気持ちと反省にしっかり向き合ったあなたには、少なくとも私は、これから幸せになってほしい

反省し、これからの行動に結びつけることにベクトルを向けて欲しい

≪ Point ≫

・罪を認識するためにも、 心の成長 が必要になる

自発的な反省 が唯一意味をもたらし、成長へと結びつける

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被害者心理

まず被害者は、いじめられていた期間にずっと嫌な思いをして過ごしている

その期間が長いほどストレスは大きく、自分の価値を放棄するかもしれない

誰にも悟られないように我慢し、隠すことを強いられる場合もある

周りの人達が助けてくれない現実に直面したとき、人間不信に陥る

そして、自分の力ではどうしようもない現実を受け入れるしかなく、できるだけ嫌な思いをしないように自分を押し殺す

ぎちゅ。
ぎちゅ。

上記のような現実があると、 周りから否定される だけでなく

自分が自分を一番否定する ことに繋がってしまいます

苦しすぎて、最終的に生きている意味を見出せずに、最悪のケースを迎えることすらあるかもしれない

このように、被害者は “身体的・精神的なダメージを背負う” ことを許容しながら、その後の人生を生きる現実とずっと戦っている

そしてきっとこう思う

“あのときのいじめが無かったら、自分の人生が今よりも上手くいっていたのかもしれない” と

- - - あなたは ひとりの人間の人生” を壊してしまったら、責任が取れますか? - - -

“被害者が自分でないならそれでいい” というような自分本位な考え方をしていないだろうか?

“自分には関係ない” という言葉があなたに向けられた時、あなたに多大な損害を与える言葉になることを絶対に理解せよ

人間は常に誰かに何かしらの影響を与えて生きており、無意識に嫌な思いをさせて生きている

だったら、自分が意識できるところで、相手に良い影響を与えるような人間を目指してほしい

≪ Point ≫

・いじめ被害に遭っていた過去を ずっと背負いながら生きる のは、残酷である

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加害者・被害者の精神的ケアと成熟を目指す

いじめに本気で向き合うために ~理想~

いじめ対策・解決が不十分である

いじめが ”当事者同士で解決へと向かう可能性” は、ほぼないだろう

もし折り合いがついているなら、その後いじめが続くことはないからだ

そして、いじめ加害者はいじめることに集中し、被害者はいじめられている現状に困惑しているから、両者ともに正常な判断ができない状況に陥っている

ぎちゅ。
ぎちゅ。

第三者が割って入ることで、 当事者が正常な判断力を取り戻さなければ

いじめは解決へと向かいません

では、いじめの解決とは一体どのような状態だろうか?

多くの人は、 ”今までそこに存在していたいじめ” が無くなったら、いじめは解決したと考えるだろう

もちろんそれは大変重要だが、それだけでは足りない

私は、いじめが起きる根本的な原因は

  • 誰かに意図的に悪影響を及ぼす危険性
  • 人が人に与える影響力が思っている以上に大きいこと
  • 傷ついた心を回復させるには多くの時間を必要とし、場合によっては治らないこともある

というような、推測力・意識・実感が、加害者側に足りないからだと考えている

“人の不幸は蜜の味“ に対して、前のめりに快感を覚え過ぎる人は、相手の立場を推測する力や精神的な成熟が足りない

私達は、子供であっても大人であっても ”成長途中” の部分は必ず持っており、今回のいじめの話で言うならば、 精神性 が足りない

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複雑な現実に向き合い、精神的な成長を目指す リンク画像

完璧な人間がこの世の中に存在しないから、それ自体は当然で年齢は関係ない

だからこそ、子供であろうと大人であろうといじめは常にどこかで起きている

そして、現状のいじめ対策が不十分なせいで、そんな人達を結果的に放置している

精神的な改心が無いと、加害者はまた違う誰かをターゲットにするかもしれない

被害者は人間不信に陥ったままその後の人生を歩み、素直な人間関係を構築できない場合もある

逆に、自分がされた嫌なことを違う誰かにしてしまう場合もある

それならば、これから目指すべきなのは いじめ加害者・被害者の精神的ケアと精神的成熟を周りの人達(できれば心理カウンセラーなど)が支援する のが望ましい

いじめ解決の本質は、これらの人の心のケアを連鎖させることにある

また、 ”いじめという行為は絶対に許されない” という空気感を、全ての人が共有すべきだ

≪ Point ≫

・加害者・被害者は共に 正常な判断ができない状況 に陥っている

・加害者・被害者の 精神的ケアと成熟を支援 しなければ、本当のいじめ解決とは言えない

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加害者も被害者も精神的に苦しんでいる背景がある

では、精神的なケアはどのように行うのが望ましいだろうか?

ちなみに、精神的ケアのプロがいれば、大いに頼ってほしいところだ

実際には、”精神科医・公認心理師・臨床心理士” などの人の心に寄り添い、対処する術を知っている資格を有した人が最も知識・技術に精通している

だが、現実的にその人達が全てに対応するのは無理だ

現在、実際にいじめ問題に奔走しているのは、周りの大人や学校関係者が多い

それならば、いじめがどこにでも存在する以上、できるだけ多くの人にいじめの問題を深く考えるきっかけを提供し、学びを得るべきだろう

そして、寄り添う気持ちを持ってこそ、できることは増えるはずだ

では、資格を有していない私たちにできることは何だろうか?

ぎちゅ。
ぎちゅ。

人それぞれの 人生の背景や精神的に抱えているしこりを理解する 

ところから始めなければなりません

それは、いじめ加害者・被害者が過去から現在までどんな人生を歩んでいて、どんな人の影響を受けているかを知り、双方の精神面を正しい方向へ導くきっかけを与える 必要がある

それは、その人の感情と人生観にヒントが隠されている

言い方が悪くなってしまい、申し訳ないが

  • いじめ加害者は精神的に闇を抱えているから、意図的に誰かに害を与えても平気でいられる
  • いじめ被害者はいじめられた現実によって、肉体的・精神的に疲弊している

被害者は肉体的にも精神的にも苦しんでいる

逆に加害者は、正常な精神性を獲得できない環境下で育ち、未熟なまま行動を起こしている

とくに、誰かを故意に傷つけても平気でいられる精神性は、正常だとは言い難い

加害者も被害者も 本来の素直な自分 で生きれない理由を抱えたままになっている

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素直な気持ちを反映させた人間関係と次世代への恩の還元 リンク画像

双方に対する支援体制を整え、救うことができれば、いじめに本当に向き合うことに繋がる

≪ Point ≫

・いじめ加害者・被害者は、 人生の背景や精神的にしこりを抱えて 生きている

・精神面を 正しい方向へ導くきっかけ を与えれば、心の安寧を取り戻す

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いじめ加害者の人生の背景

いじめ加害者は表面的に見れば絶対悪だが、 ”いじめ加害者がどんな理由でいじめをしていたのか” をしっかりと理解する必要がある

そして、それは日々の生活の中にヒントがある

例えば

  • 他の誰かにいじめられた経験があるのに、加害者になってしまった
  • 自分の劣等感が強すぎて、優越感を求めた・優れた自分を周りに示したかった
  • 日々の生活の中に強大なストレス因子を抱えていて、発散したかった
  • 誰かに何かの形で間違った情報や価値観を植えつけられた

など

人の数だけ人生の背景が存在するから、理由は無数にあるだろう

加害者心理の核心にできるだけ迫り、抱えている闇の部分から救えば、精神的な落ち着きを取り戻すことができるはずだ

ぎちゅ。
ぎちゅ。

どんな理由があろうとも、いじめはいけません

加害者を擁護しているわけではない ことを、しっかりと伝えておきます

“人を故意に傷つけることは悪” であるから、できるだけ早くいじめを発見し収拾をつけることで、これ以上罪を上乗せさせない という対応も、加害者を救う道に繋がる

≪ Point ≫

・加害者を救うために、 抱えている闇から救う

・加害者を救うために、 早期発見と収拾により罪を上乗せさせない ようにする

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いじめ被害者の人生の背景

いじめ被害者は肉体的・精神的に傷ついている

いじめ現場に直面したときは、加害者から無理矢理にでも引き離して、本人を落ち着かせ、安心させる必要がある

また、怪我をしているなら治療も必要だ

その上で、被害者の背景もしっかり理解する必要がある

先程も書いたが、 “いじめられる側にも問題がある” という考えが今も根強く存在している

もし、普段から相手への配慮を欠き続けた結果、誰かから恨みを買っているなら、いじめられる側にも問題がある

ただ、それが全てではない

被害者に問題があるかもしれないし、問題が無くても起きてしまうのがいじめ なのだ

ただ、 ”100%問題がある・100%問題が無い” とも言えない

それはやはり、自分が意識していないところで誰かに嫌な思いをさせている前提があるからだ

今一度、自分の普段を行いを振り返ってみることで、いじめを回避できる場合もあるだろう

≪ Point ≫

・被害者に 問題があってもなくても起きてしまう のがいじめである

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いじめに向き合うために必要な精神性

世の中には、

  • 自分が周りに与える影響力の視点
  • 精神的な成熟や支援の仕方
  • できるだけ全体を大きく見据える推測力
  • 違いを認め合う許容力

などで解決へと近づける問題がたくさんある

今回の話で言えば、いじめや暴力行為自体は絶対悪であり、正当化するために理由付けをしてはいけない

相手の言動・行動に迷惑しているなら、伝えるのが筋であり、恨みを晴らすためにいじめをしているのなら、整合性は保てない

それは、自分に害を与えた人に対して、それ以上の害を与えてやろうという心理だ

私にも “やられたらやり返すことで、今後自分に対して害を与えられないようにする” という防衛本能の考え方は理解できる

だが、そんな人は ”今後あなたをいじめなくても、他の誰かをいじめる” だけだ

つまり、対象が変わるだけで、その人自身が改心するわけではない

“自分に害を与えられなければそれで良い・他は関係ない” というスタンスでは、自分も相手も精神的成熟には届かない

何より、“やられても仕方が無い、あなたが弱いからやられっぱなしなのだ” という力の強弱による諦めに繋がる

”弱者は何をされても仕方ない” という人間の尊厳を奪うような考え方には、決して屈服してはいけない

逆に言えば、建設的な話し合いで折り合いをつけてしまえば、いじめにまで発展しなくても済んだかもしれない

理想なのは、いじめが起きづらいような空気感や感情を社会全体で共有すること だ

だが、建設的な話し合いでの解決は ”お互いの気遣いや双方の精神的な成熟” が、ある程度ないと成り立たない

そのために、人間は精神的な成熟を後回しにしてはいけない

今回のいじめ問題に必要な精神的成熟とは、“相手の気持ちや状況を理解しようとする姿勢や推測力” と 違う相手がいてもいいという許容力 だ

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自分の好きを押し付けない、相手の好きを馬鹿にしない リンク画像

また、好き嫌いの感情だけで関わる人への態度を変えない人間の器も必要になる

それをしない・できない人が、いじめを引き起こしている

“自分が良ければいい” という考え方をどちらかが持てば、建設的な話し合いをしても一定の妥協点を導き出すのは難しいままだろう

そんなときは、精神性が高い第三者の力を借りよう

それでも無理なら、必要以上に関わらないという結論もアリだ

そのようなレベルの問題ではないならば、自分を守るために全力で逃げるべきだ

それは恥ずかしいことではない

少なくとも、白黒思考でどっちが悪いと結論を出すことに意味はなく、根本的な問題解決に繋がることはない

≪ Point ≫

いじめが起きづらい空気感・成熟のきっかけ を社会全体で共有する

自分が良ければそれでいい が諸悪の根源

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理想的ないじめ解決への道

  • いじめはかっこ悪い
  • いじめる人は心が弱い
  • いじめられているのにやり返さないからいじめられ続ける

のような、表面的な部分しか見ずに、単純に結論付け、思考停止状態に陥ってしまっては、いじめに本当に向き合っているとは言えない

つまり

  • かっこ悪いからいじめをしてはいけない訳ではない
  • 心の弱さを押し付けていじめの問題から逃げてはいけない
  • やられたらやり返すだけでは加害者・被害者を救うことはできない

ということだ

多くの人がいじめに何かしら関わっているのに対策が講じられず、現在も社会が成り立っているのだから、いち早く違和感を唱えなければならない

今までもこれからも ”人が生まれてこれから成長する” ならば、成長途中の人が常に存在するのが世の中 だから、おそらくいじめ自体は無くならないかもしれない

ぎちゅ。
ぎちゅ。

精神的な成熟 が多くの人にもたらされると、いじめは減少するはず

成熟の連鎖 を巻き起こして、 底上げしていく 世の中が目指すべき理想です!!

現在の世の中はそれに逆行しており、多くの人が誰かの足を引っ張ることを目的にしている

今回の問題で私が考える最大級の理想は

  • いじめ加害者が “過去になんて酷いことをしてしまっただろう、もういじめなんてしたくない” と気付き、必要なら今からでも心から謝罪する
  • いじめ被害者が “過去に傷ついてしまったけれども、今は幸せだからもう気にしなくても大丈夫” と本気で思える
  • 周りで起きているいじめに対して、見てみぬふりをしてしまったが、”みんなでしっかり止めよう” と協力し合える関係性を築く

と、各々の立場で心から思えることだ

本当のいじめ解決とは、間違いに気付き、心が癒えた状態だろう

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いじめで苦しい思いをしている人へ

そして最後に一つだけ・・・。

もし現在 ”あなたがいじめられている” なら、あなたは決して軽んじられて良い存在ではない

- - - あなたも幸せになって良いんですよ !! - - -

いじめられていることは決して恥ずかしいことではない

まずは誰か一人だけでも良いから ”あなたを理解してくれる人” を必死に探して欲しい

理解者が一人でもいれば、それはとても心強い存在になる

そして、その信頼できる人を大切にして欲しい

あなたに心強い味方が現れますように、そしてあなたにも幸せが訪れますように

ぎちゅ。より
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